ご依頼の背景

福岡市城南区友丘にて、木造二階建て住宅の解体工事を行いました。敷地面積は約33坪。築年数の詳細はありませんが、施主様より「建物解体後も安全で周囲に影響がないようにしてほしい」とのご要望をいただき、特に外構の取り扱いには慎重な対応が求められる現場でした。

現場の特徴と対応方針

建物の規模としては標準的でしたが、外構が経年劣化により不安定な状態となっており、放置すると倒壊の恐れがありました。そのため、作業開始にあたり仮設の養生足場をしっかりと組み、外構を固定した状態で本体の解体を進めるという方針を取りました。

また、作業期間は全体で10日間。周囲の安全確保を最優先に、工程のひとつひとつを確実にこなしていきました。

職人の工夫と安全への配慮

建物本体の撤去後には、残された外構部分を重機ではなく人の手によって丁寧に解体しました。これは、外構が不安定で、機械を使うことで思わぬ方向に崩れる可能性があったためです。

職人たちは、ひとつひとつの部材の状態を確認しながら、周囲に配慮しつつ安全に作業を進めました。養生足場を用いた事前の補強と、最後まで手を抜かない丁寧な作業により、事故もなく無事に全工程を終えることができました。

まとめ

今回のように、建物本体だけでなく、外構や周囲の環境に配慮が求められる現場では、現場状況を正確に把握し、柔軟かつ丁寧な対応が求められます。私たちは今後も、施主様の安心につながるよう、一つひとつの作業に誠実に取り組んでまいります。

引き続き、地域に根ざした丁寧な仕事を大切にしてまいります。