ご依頼の背景

福岡県北九州市八幡西区浅川学園台にて、木造二階建て住宅(約32坪)の解体工事をご依頼いただきました。工事期間は10日間と限られた日数でしたが、安全性と法令順守を最優先に計画を立て、対応させていただきました。

現場の特徴と事前調査

着工に先立ち、屋根材の検査を実施したところ、使用されていたコロニアル(屋根材)からアスベストが検出されました。アスベスト(石綿)は、吸い込むことで健康被害の恐れがあるため、適切な調査と処分が法律で義務づけられています。

今回も、専門機関による分析結果をもとに、法令に沿った方法で安全に撤去処分を行いました。

職人の工夫と安全対応

アスベストが含まれる屋根材の撤去には、飛散防止の養生や専用の道具を用いた分別作業が必要です。作業中は粉じんの飛散を最小限に抑えるため、水をまきながら手順を守って慎重に進めました。現場には近隣の住宅も多かったため、音や振動、粉じんへの配慮にも十分に留意しながらの作業となりました。

また、限られた工期の中で、各工程に無理が出ないよう職人同士が連携を取りながら作業を進め、安全と効率を両立しました。

まとめ

今回のように、アスベストを含む建材が使用されていた場合には、通常の解体工事とは異なる手順と慎重さが求められます。私たちは、事前調査から撤去処分までを責任を持って対応し、地域の皆さまに安心していただける施工を心がけております。

今後も、ひとつひとつの現場に丁寧に向き合い、信頼いただける仕事を重ねてまいります。